ザップゼラップ


今日は、さっそくの「ザップゼラップ」です。
メンバーも、りんと3年生の子が3人。ちょうど4人集まりました。
りんもふくめて、4人ともが、もちろんこのゲームには初挑戦です。


自分の色をきめて、スタートにコマを置いて。
今日は、ルールを知るための簡易ルールです。
上級ルール(同行ルール)は、つかいません。
コマも1人1つで試してみます。
魔法の樽は、めんどくさいので、混ぜません。


コロコロとサイコロが転がります。
「じゃあ、このサイコロの目よりも少ない数の石が入っていると思う魔法の樽を取ってください」
「え、誰から?」
こういうサイコロ振った人以外の人もみんな動くすごろくというのは、はじめてなので、ちょっととまどいもあります。
でも、これも、1人目が終わって、2人目ぐらいまでまわるとしっかりとみんな理解できます。
ゲームをはじめる前は、「樽を取る順番」とかも決めないとケンカになっちゃうかなと思っていましたが、13個というのは、そのあたりもしっかりと考えられてある数のようで、プレイヤーが4人だと全然もめずに自分の樽を決めることが出来ます。
思わず裏を見ちゃった子に、
「あー、裏みたら、もう変えたらあかんでー」
とか言っているのも、適応の早さです。


りんのコマは、「共有安全地帯」に入って、そのあと全然、進まなくなってしまいました。
子ども達は、どんどん、それをぬかしていきます。


2周ぐらいサイコロがみんなを回ったころでしょうか?
ついに、友だちのコマを追い越して、スタートに戻すコマができました。
盛りあがるぞ!!
「ぬかされたコマは、スタートに戻されます」
戻された子は、
「えーー」
てなときに、1つまえの手番の子が、わたしの腕をツンツンとつつきます。
「ん?どした?」
「ねぇ、これ、ゴールってどこ」
「えーと、ぐるりと1周したところの自分の色の町だよ」
「わたしさっき、1周したよ」
「あ!優勝が、きまりました!さーさんです」


めちゃくちゃ、あっけない幕切れでした。サイコロの目が7以上が結構出たというのもありますが。あっさり勝負決まりすぎ。
せめて、
「ゴールに入り忘れたら、もう1周」
とか言えばよかった。


みんな、あまりのあっけなさに、なんか、納得いかない感じでした。


?????


おーい、帰ってこーい。
時間にして15分ほどでしょうか。
ゲーム中盛りあがっただけに、生じる不思議なエアスポット。
「りんさん、時間あるし、次、牛しよう。牛」
「うんうん、牛、おもしろいよなぁ」
君たち、なんか、無かったことにしようとしてるやろう。


次にプレイするときは、コマ2つでやってみたいと思います。
思っているのは、りんだけか?
さて。