にじいろのへび その2 幼稚園にもあったよ


最近は、ちょっと人の集まりが少なくなってきました。インフルエンザが、まだ、猛威を振るっているからでしょうか?
今日は、1年生が1人。


1人かぁ。


「何します?」


ゲーム置き場に首をつっこんでゴソゴソしていたその子が、


「あー、これ知ってる。幼稚園にもあったよー」


と出してきたのは、「にじいろのへび」でした。


前に幼稚園の子とやっときは、「へびきらい」と言われて、途中で終わっちゃったゲームです。
この子は、幼稚園でこのゲームを見たという。
2人は、別の幼稚園なんでしょうか?


でも、こういうオモチャがある幼稚園というのは、なんだかうれしい感じがします。そういうオモチャにくわしい幼稚園の先生がいるのでしょうか?
子ども生まれたら、そういうところに行かそう。
その前に、すてきな女の子を見つけて、結婚するというハードルが残っているわけですが(笑)


子どもが生まれたら、そういう幼稚園に通わせて、すてきな(独身の)幼稚園の先生と知り合いになって、おつき合いして、結婚して、子どもを生む。
完璧なプラン???


閑話休題


「じゃあ、これをしようか」


ということで、ゲームスタートです。


いちよう、多少選択肢をつくりたいということで、タイルの山をいくつかつくりましたが、ただひたすらに引いてきたカードがつながるかどうかの「運」だけのゲームです。
大人が、大人とプレーしているときには、なーんもおもしろくないと思います。


でも、子どもって、へびがどんどん長くなっていくだけで、なんか笑い声がもれちゃうんですよねぇ。
それにつられて、こっちも、つながって長いへびになるとうれしくなってくるし、つながらないと残念な気持ちになってくるから不思議です。


1ぴき目のへびが、カード20枚以上の大きなへびになりました。
それを、1年生の子が完成させて取りました。
あと、小さいへび何びきかは、だいたい同数ぐらい取ったのですが、勝負は、最初のへびでついていたような感じです。


「さて、数えようか」
と一緒に取ったタイルの数を数えます。
まぁ、数えなくてもわかっているのですが、いちようね。
わたしの声が終わっても続く子どもの声。


「やったーー」


運だけゲームで、勝ったり負けたりするのも、やっぱり大事かもしれません。


うちで、1番遊ばれているゲームが、「ブロックス」か、「ロッティ・カロッティ」なんです。
ブロックス」は、まぁ、ちゃんとしたルールで遊ばれていることはけっこう少ないのですが、ここではおいといて、「ロッティ・カロッティ」は、実は、わたしはあんまりおもしろいと思わないんですね。
あれも、カードのめくりだけだし、そのわりに、すぐカードがなくなって捨て札をシャッフルしなければならないし……。
けっこう、大人から見ると、欠点が目立つゲームなのですが、なぜか子どもには、すごく遊ばれています。
いっときは、わたしがおもしろくないので、家に持って帰っちゃおうかとも思ったのですが、子どもたちに選ばれて、遊ばれているというのは、きっと、なにかすかれる理由があると思います。
それは、あの落とし穴が開くギミックも大きいとは思いますが、単純なルールや、実力が順位を左右しないところも子どもたちにとっては、重要なのかもしれないと最近思います。


少しずつ、ステップアップしていけたらいいですね。
世の中、おもしろいことばかりです。