そっとおやすみ その2 ちょっとおやすみ

今日来たのは、3年2人。
3年生に、何したいか聞くと


「『おねむちゃん』のやつー」


という声。


「でも、あと1人ぐらいいないと、おもしろくないよー」


と言っていると、あと3人、4年生もやってきました。


「これなら、できるでしょ」


ということで、「そっとおやすみ」です。


3年生とは、何回か遊んだことがあるのですが、4年生とははじめてです。
4年生には、向かないゲームとかいっていましたから。今回は、3年生も混ざってするということで、どういう展開になるでしょう。
やっぱり、3年生は、4年生に圧倒されっぱなしかな?


簡単にルール説明をして始めようとすると、4年生の子の1人が、


「まだちょっと、ルールよくわかんないから見てる」


とのこと。
この子は、4年生のなかでも、めずらしい慎重派(笑)このゲームには、向いているかもしれないのに残念。


「じやあ見てて、ルールわかったと思ったら入っていいよ」


ということで、3年生2人、4年生2人、わたしでゲームスタートです。


3年生は、1回だけでも経験があるというのが、有利に働きました。
4年生が、それぞれ、1枚ずつ「おねむちゃん」カードをゲットします。
そして、3年生の子の1人も、1枚「おねむちゃん」です。
続いて、4年生の子たちが、またまた、2人続いて1枚ずつ「おねむちゃん」です。


この時点で、「おねむちゃん」カードを取っていないのは、3年生の子1人とわたしです。
め、めずらしい。わたしが「おねむちゃん」じゃないというのも珍しいですが、もう1人の3年生は、この前、「おねむちゃん」カードを取りまくっていた子です。
ちょっと、見ないうちに上達しました。


次は、3年生のもう一方の子が、2枚目の「おねむちゃん」。


「どうした。めずらしいやんか。今日は、『おねむちゃん』みたいやん」
と聞くと、
「うーん、風邪ひいてるから、ちょっと頭が『おねむちゃん』なの!」
と、体調の不良を訴えられてしまいました。
もしかして、わたしたちの調子がいいんじゃなくて、相手の調子が悪いだけですか?


このあたりになってくると、4年生も慣れてきて、決着も微妙になってきます。


「どうよ、そろそろ入らへん?」
ちよっと様子見の子を誘います。
「うーん。今日は、見とく」
「よし、じゃあ、誰がおくの遅いか、見といてね」


ということで、ジャッチをお願いします。


「そろったカードはいつおいてもいい」というルールがありますから、そろそろ、「おねむちゃん」カードを取っていない人は、集中的にねらわれます。
3年生の子は、ねらわれて1枚「おねむちゃん」になってしまいました。


わたし以外の全員、「おねむちゃん」カードが1〜2枚です。
今日のわたしは、起きています(笑)
このままいったら、1回も「おねむちゃん」にならないかも。これって、「覚醒ちゃん」(謎)


などと思って、油断しているとあっさり2回連続で「おねむちゃん」を取らされてしまいました。


結局その後、わたし以外の子が、全員なかよく1枚ずつ「おねむちゃん」カードを手に入れて、ゲームを終了しました。


4年生の子2人と3年生の子が、3枚。わたしとこの前負けてた3年生の子が2枚ずつ。という結果になりました。


4年生の子たちも、
「また、やろうね」
と言ってくれて、ゲームが終了しました。