テイク・イット・イー・ジー その6 かけ算、かけ算


久方ぶりに、このゲームを遊びました。
いつかやろうと思っていた、多人数企画です。


名付けて12人で「テイク・イット・イー・ジー(笑)
あんまり、驚き的には、少なそうですね。


そうです。なぜか、りんのところには、「テイク・イット・イー・ジー」が3セットあるのです。


集まってきたのは、小学2年生が11人。
これはまた、集まってきたもんですな。


「キミ達、かけ算は、もう習ってるの?」


と聞くと、


「習った。習った」


という答え。
ほれならやってみましょうと、スタートしたわけです。


えーと。
15分から20分ぐらいで1ゲームしていた覚えがあるのですが。
なんか、たくさんの人数の子どもに説明しながら遊んでいると、最後のタイルをおき終わるまでに、40分ぐらいかかってしまった。


それから、点数計算。
まずは、縦の1列目。


「そろってる〜?」


「はーい。3でそろってる〜」


「じゃあ、メモに、『3×3』て書いておこうね」


1列ずつ確認していきます。
これに、けっこう体力消耗(笑)
15列全部確認したころには、そろそろ50分ぐらいかかっております。


「それじゃあ、これで終了。あとは、かけ算を計算して、それを全て足したのが点数です。
 点数の大きい人の勝ちだよ」


ひとまず、終了。ホッ。
まあ、2回目からは、説明もなくなるから、もっとはやくできるようになるでしょう。


「えー。おっちゃん、かけ算わからへん〜」


「キミたち、はじめに、かけ算習ったって言ったやんか?」


「だって、ぼくら、まだ2の段しかわからへんもん」


ご丁寧に、2の段を唱えてくれている子もいます。
もうそろそろ、時間が無くなっています。


「じゃあ、そのメモだけ持って帰って、家で足し算で計算したりしておいで」


教訓。
子どもの「知ってる」を信じてはいけない。

九九を覚えてから、また、遊びましょう。