サマー・ツアー その10 入り口トラップ

積み木


2日目。
こっちが、メインのレポートになる予定が……。濃い2日間です(笑)


しかも、宿初施設では、朝から「サンクトペテルブルグ」を1回していたりします。


そして、向かった「現代玩具博物館」です。


泊まったところも、かなり山の奥だったのですが、現代玩具博物館は、さらにさらに、山の奥にありました。


ものすごい坂をのぼったところにある駐車場を降りて、さらに、階段をのぼって、やっとこさ、現代玩具博物館がありました。


大丈夫か……ここ。人来るのか……。


入ると、いきなり積み木の山です。
これは、「ネフ」の積み木じゃなくって、4センチメートル基尺のごく普通の積み木だったと思います。もしかすると、「カプラ」ってヤツだったかもしれません。この頃は、まだ、こっちの積み木には、あんまり興味がなかったんですな。


ただ、普通の積み木なんですけど、その量は普通でない(笑)
どれぐらいあるかというと、ドンドン積んでいけば、わたしがすっぽり入るぐらい……が、1人分として確保できて(オイオイ)、3人ぐらいは遊べるぐらいありました。


なんかもう、バベルの塔みたいなものが、積んであります。こんなの岩城敏之さんの「つみ木あそびの本」でしかみたことがないような作品というか、なんというか……。


「これ、さわっていいのかなぁ」


最近は、子どもの積み木も取り上げて積んでいるわたしですが、この頃は、まだウブだったっんですねぇ。


「これは、こられたお客さんが、勝手に積んでいったものなので、どうぞ、どうぞ、差好きなようにさわってください」


オオッ。
そして、やることは、もちろん……壊す(爆)


でも、そこは、大人ですから。子どもみたいに、蹴っ飛ばしたり、パンチしたり、乱暴なことはいたしません。
ほら、自分の頭の上に積み木が落ちてきたら、コワイでしょ。


下の方にある積み木を、そーと、1つ抜き取ります。


!!!


なんと、全然、倒れないではありませんか!!
これは、おもしろい!!

そーっ。また1つ。


積まれた塔が大きいので、重みでかなりもつんですねぇ。


そーっ。


調子に乗って抜いていたら、ガラガラと音をたてて積み木の塔は、崩れ落ちてしまいました。


ヤバイ(笑)


そうして、博物館の奥に……。


この日は、崩すだけでしたが、積み木を積むのに目覚めるのは、12月の岩城さんの講演会をまたなければならないのでした。


でも、この日から、全部つながって、今がありますね。