サマー・ツアー その13 やってみよう!

ネフスピール

アングーラ


現代玩具博物館の奥の方には、工作室とプレイルームがあります。
今回は、わたしは工作室の方へはいかなかったのですが、いろいろ、自分で手作りのおもちゃが作れたりするようです。
これも、好きな人には、たまらないと思います。


プレイルームの方は、たくさんのおもちゃや、ボードゲームなんかもおいてありました。

大人も、子どもも、ほっとして休めるような空間ですねぇ。
子どもたちのおもちゃは、大きくて実際に乗ったりして遊べるようなおもちゃが多かったかな。
子どもたちが、よろこんで走りまわっていました。


テーブルがあって、ボードゲームなんかも、できるようになっていました。
どんなゲームがあったかな?
たしか、「チャオチャオ」とか、「ロストシティ」とかがかあったと思います。


ベテランゲーマーさんが、旅行に来ていた娘さんと一緒に、ゲームを楽しんでおられましたよ。
そういう出会いも、あるかも(笑)


それから、特別に「ダイアモンドのパフォーマンスができる唯一の人」*1が、このプレイルームに遊びにこられて、ダイアモンドのパフォーマンスも見せていただきました。


やっぱり、他の積み木にくらべて、ダイアモンドのパフォーマンスは、難しいようです。でも、こうやって、「花」とかの技を見せてもらうと、


「よいよなぁ」


と思ってしまう単純なわたしでした。


えーと、わたしはというと、ネフスピールアングーラがあったので、さっき見た「おもちゃツアー」の大技を自分で出来るように練習です。


出来そうなのは、アングーラの1番長い棒を「く」の字型において、その上にすべての積み木を積んでバランスをとるというやつです。


単純に「く」の字にくんだらいいのではなくって、少しだけタネがあります。わたしは、そのタネに気づくために、2回「おもちゃツアー」をみないとわかりませんでした。


ブリッジの上に1番長い棒を「く」の字に立てて、後、小さい順番に、積み木を渡してもらいます。


こっちは、まあ丁寧に積みさえすれば、これはOKなようでした。
何回か失敗して、成功させることが出来ました。


さて、問題は、もう1つ。
ネフスピールのパタパタ落としの進化系です。


パタパタ落としは、色を順番に積んでいくと、2色2色に綺麗にわかれます。で、この進化系は、4方向に落ちて、1色ずつわかれるのです。


積み方は、けっこう単純で、途中から横に階段状に積んでいたネフスピールを縦に階段状に積んでいくだけです。
横に積んだものは、左右に。縦に積んだものは前後に落ちて、4つにわかれるわけです。

ということで、素直に積んでいくのですが……まず、立たない。全部積み終わったとき、バランスが悪くて立たないんですね。
これはまあ、下の部分をもっておいてもらって、ごまかして上の方を積んでみます。


さて、落としてみると……きれいに落ちません。途中で、パタパタと落ちないで、折れて崩れちゃうんですね。


やっぱり、ちゃんとバランスよく積めなければ、綺麗に落ちないようです。


ということで、いろいろい、あーだ、こーだと議論をしながら、積んでいました。


そして、気づいたのは、わたしは、綺麗に積もうとして、積み木と積み木のラインをピッタリあわせて積んでいこうとしていたのですが、実は、上半分は、そういう単純な積み方では、バランスがとれないということです。


なんと、博物館の方のパフォーマンスは、すごく簡単そうに積み上げておられますが、実は、けっこう細かいコツがあったんですよ。


十数回目ぐらいの挑戦。


ドン!


パタパタパタ……。


字だけではわかりませんが(笑)、見事、4色にわかれました。


「やったー。今日は、もうこれで、来た甲斐があるぞ!!」


思わず、歓声をあげて立ち上がってしまいました。


そして、そのとき、気づいたのです。
そう、こうやって、積み木を積むことが出来たのも、協力して、見てくれている「手」があったからだと。


人は、1人では生きていけない……。
人生の変わった一瞬でした。


………。
……。
…。


フリが長かったわりには、これだけかい!
これだけです。


なんか、居心地よくって、帰りたくなくなってしまいました。
またそのうち、きっと行くと思います。


そのときは……。


そして、この日から、全部つながって、今がありますね。


語り尽くせないことも多いのですが、ということで「ゆうもあ ゲーム合宿&現代玩具博物館ツアー」終了でございます

*1:多分、日本で唯一ではなくて、この博物館で当時唯一だったのだと思います。