{プールポジション}

2月MMGテーブルゲーム会 その5 タオルの投げ捨て禁止です

プールポジション


「えっ、『ポールポジション』?やったことない。やってみたい」


テーブルに、座ってみると、「プールポジション」でした。


「えっ、どんなゲームなんですか?」


と聞くと、


「まあ、バカゲーだね。」


というお答え。


「プールポジション」は、プールサイドのいす取り合戦です。
というえことで、プールには、入りません。しかも、タオルをイスにおいて場所取りをするというマナーの悪さ(笑)
このものをおいて場所取りするという発想は、万国共通ですか?


でも、こんなゲームなんですが、やってみるとけっこうシビアな感じのするゲームでした。
すっごいちゃんとゲームになっていました。


プレーヤーは、規定枚数のカードを持っています。そして、そのカードを1枚選んで、全員一斉に表向けにします。
このあたりは、「ハゲタカのえじき」と似ています。
1番大きいカードを出した人から、順番に自分のタオルをおいていきます。ただし、タオルをおく場所にもグレードがあります。いい場所には、たくさん点数がいります。


さて、点数ですが、自分が出したカードの点数は使えません。場に出ている自分の次に多きなカードの点数の分だけ使うことができます。
この点数を使って、タオルを2つまでおくことができます。また、5点までだったら、ストックしておいて、後で使うこともできます。


2番目に大きな数を出した人は、3番目に大きな数の分だけ点数を使えて……でも、1番小さな数を出した人は、なんと、1番大きな数の点数を使うことができます。


このあたりが、このゲームのオモシロいところで、カウンティングができますので、いつ、小さなカードで大きな点数をせしめるかというのが、なかなか熱いです(もしくは、せっかく大きな数字を出しても、次の数が小さい数字でショックをうけたりします)。


イスが、1列すべてタオルで埋まると、監視員が現れます。
でも、熾烈なイス取り合戦は続いて、なんと、人がイスにのせているタイルをプールにすてて、自分のタオルをのせるという暴挙に出ます。


タオルが1枚すてられると、監視員が、1歩ずつ近づいてきます。
そして、イスの真横まで監視員が来ると、その列のタオルは、もう動かすことができなくなります。


規定人数の監視員が、イスの真横までくると、ゲーム終了になります。
最終的に、残っているタオルの点数を計算して、1番たくさんの点数のある人が勝ちです。


このゲームですが、序盤で目立つと、みんなから点数がまるわかりなので、叩かれまくります。
だから、叩かれないように、圧倒的に勝つか、目立たないように2、3位ぐらいで一気に逆転を狙った方がよいみたいです。


最初のうちは、監視員の動きもゆっくりで、ちょっと、間延びして感じるのですが、後半は、監視員の動きが2人ずつ動くので(たての監視員とよこの監視員)、ちょっとゲームが加速する感じがします。


なんとなく、いろんなルールが、混在していて、まとまりなさそうなプレイ感ではありますが、けっこう楽しかったです。


でも、「カフェインターナショナル」の後で、またまた、パズルっぽいゲームだったので、少しつかれました。