6月MMGテーブルゲーム会 その6 思い出フォーカス

フォーカス


「フォーカス」は、ドイツゲーム大賞にもノミネートされたアブストラクト風の4人ゲームです。


コマを積み重ねていって、積み重なったものをスタックと呼んで、スタックは、積み重ねられたコマの分だけの移動力を持っています。
スタックは、1番上にのっているコマのプレーヤーだけです。


と書くと、まるで、「デュポン」みたい説明ですね。
確かに、とっても、「デュポン」とよく似ているなぁというゲームでした。


ただし、「デュポン」は、スタックが積み上がっていくと動けなくなってきて、ゲーム終了となるのですが、こちらのスタックは、5個までしか積み上がりません。
6個以上になった場合は、上から5個だけを残して、1番下のコマを取り除きます。
このとき、1番下のコマが、自分のコマだとリザーブになって、他人のコマだと破棄します。


こうして、どんどん進めていって、自分の動かせるコマやリザーブのコマがなくなった人から脱落していきます。
バトルロワイヤル形式で、最後まで生き残った人が勝ちです。


うーむ。最初は、どうやって動いたらいいのかわからないのですが、後半、コマの数が少なくなってきたら、メチャクチャ厳しい手数の読み合いになる感じです。このあたりも、「デュポン」に似ているかな。
でも、「デュポン」みたいな連結ルールがないために、一気に自分のコマの数を減らされてしまうということはないです。
ただし、4人用のゲームで、バトルロワイヤル形式なので、誰かがちょっと不利な状況になると(あと、青色コマ3つしかないぞとか)、一気に、集中攻撃を受けてしまうようなところがありました。
うーむ。ここは、多人数ゲームのセオリー通り、トップから潰すべきだったのかな?


ということで、なかなか考える、そして、弱みを見せたらいけないゲームでした。


このゲームも、2人や4人だとバランス良さそうですが、3人だとちょっと、やりにくそうなゲームでした。