夏の日 その2 くるっとまわって

ニワトリ羽根取り競争


去年のクリスマスに、サンタクロースが、「ミッドナイトパーティ」を持ってきているので、これは、家でも遊べます。


ということで、2人が選んできたゲームは、やっぱり強い「ニワトリ羽根取り競争」と「ねことねずみの大レース」でした。


どっちかというと、おとなしい人たちで、簡単なゲームが好きです。
経験のあるゲームを選びがちなのは、そういう性格的なものも、関係あるかもしれません。


最初は、軽く「ニワトリ羽根取り競争」
なんとなく、勝者は、やる前から決まっている気が……。


妹ちゃんの方は、記憶力、抜群です。
いや、抜群というほどでもないか?
少なくとも、わたしや、お姉ちゃんに比べると、いいです。
鍛えれば、グルッと1周できるようになるかもしれません。


「ニワトリ羽根取り競争」は、純粋な記憶系のゲームです。
ランダムな要素というのは入りませんから、当然、勝敗は、ほとんど記憶力にかかってきます。
まあ、自分の目の前で、自分を抜かしていった相手が止まったりすると、勝利のチャンスはあるのですが、まあ、そうそう都合のいい話は、転がっていません。


でも、記憶系のゲームは、それでいいのだとわたしは、思います。
途中で、サイコロを振ったり、コマを動かしたりすると、覚えられないものが、よけいにわけわかんなくなっちゃいます。


ということで、3人なので、7つずつタイルをあけて、スタートです。
最初は、それほど、差が出ません。
進めるときも、1、2歩進んで、次の人にという感じです。


でも、ジワジワと差が出てきます。わたしとお姉ちゃんは、大体、向かい合ったところあたりにいるのですが、妹ちゃんのコマは、大分、わたしのコマに近づいてきます。


そして、なぜか、抜かすときって、一気なんですよねぇ。
5枚、6枚と、続き始めたら、速いです。


まあ、わたしは、最高ランクの人を2人ほど知っているので*1、それに比べると見劣りはしますが……。


てなことを偉そうにに書いていますが、わたしよりは、はるかに速い(笑)


2手ぐらいで、半周して、予想通り、わたしとお姉ちゃんを抜き去ってしまいました。


おとなしいので、お姉ちゃんは、ふくれたりしませんし、妹ちゃんも、心得ていて、慎ましやかにしておりました。


まあ、得意・不得意は、あるからねぇ。

*1:どちらも、小学生の女の子ですが