ポケットに文学を…


文庫サイズの日本文学全集です。
多分、購入していたのは、大学時代ぐらいでは……。42巻まで購入して30巻ぐらいまで読んでいたのですが、中断していました。


で、この永井荷風が、31巻目です。


そして、思い出しました。なんで、これ、30巻から後が読めていないのかが……。


この31巻が、おもしろくなかったんですね。
まあ、それなら、別に続き物でもなんでもないんだから、飛ばして読めばいいのだけど、なんか、そのままなんとなく読まなくなっていた。


えーと、今読んでも、おもしろくないです。
特に、日記とエッセイ。


まあ、小説は、読めなくはないですが、日記はもう、なんか、苦痛で苦痛で(笑)とばし読みしました。


なんか、ウンチクを語るんですが、そのウンチクの語り口が、うさんくさい。
その時、その時の流行に合わせて、もてたいからウンチクを考えている人っているじゃないですか。そういう人間が語っているウンチクにわたしは聞こえてしまいます。


うーん。
32巻は、島尾敏雄荷風以上に、名前も聞いたことないな。その次は、柳田國男なので、ちょっと癒やされるかも。


といいつつ、ちょっとショックで、またこのあと眠ってしまいそうなシリーズであった。
今は、もう続きも、売ってなさそうだしねぇ。