ウィングス文庫

愛ではなく 「みんな『愛』と言って、まるで1つのもののようにいうけれど、それぞれに形が全部違う」だから、「それは、自分自身で考えて行動しなければいけない。」 アイリーンとシドのやりとりが、とっても、好きなんですよ。 はじめて、自分の弱みを人に…

この愛とよばれる不確かなもの たった1つの問題が解決したように見えたとしても、世界がよい方にかわっていくわけではない。 解決したと浮かれて他の問題を忘れてしまうこと、好転したと先送りにしてしまうことは、とても危険です。 でも、なにかをなしとげ…

すべてをとらえる 前進的治療というのは、理想ではあると思うのですが、なかなか凡人には手を出していいのかどうかわからないところです。 ジェームズのような天才だから、間違えずに処置できるけれど、失敗すると影響が全体に出てしまう可能性がある気がし…

それぞれの不器用な… フロイドとビアトリスの出した結論が、けっこう好きでした。 それから、アイリーンも、かわいらしいと思います。 アイリーンと、フォアウッドは、けっこう似ているところもあると思うので、彼の恋愛も、語られることがあるのでしょうか?

成長を描く このアンディの成長編は、読んだ当時からすごいショッキングでした。 マンガのなかで、こんな風に人の成長が描けるというのにビックリしました。 ものすごく急激な成長でありながら、ゆるやかで無理なく、そして、共感できる成長のしかただと思い…

やっと、続きが読める…… 「パーム」は、文庫版でなくてコミックス版をもっているのですが、「愛でなく」の途中からコミックスが手に入らなくなって中断していたのです。 だから、「愛でなく」が文庫になって読めるようになったのは、とても、うれしいです。 …