王国の鍵

最終巻 「王国の鍵」最終巻です。 前巻で、折り返し地点かなと思ったら、一気に最終巻、一気に展開してビックリです。 最後は、怪獣大決戦に(笑) 少しの悲しみや、苦みをかかえながらの終幕というのは、「指輪物語」から続くファンタジーの王道です。

謎 いろいろな謎が、ほぼとけて、物語は折り返し地点かな。 これからの展開にも、期待しています。

テーマ 4巻目で、ちょっと物語のテーマが見えてきたなぁという感じです。 ただし、この人のお話は、実はほぼ全部、「自分のなかの暗黒面をどう受け入れていくか」ということだなぁ。 今回も、そのあたりを「竜人」と「竜使い」の二面性で描いていくのだと思…

ファンタジーの王道紫堂恭子の作品は、やっぱりファンタジーが1番ですねぇ。 「オリスルートの銀の小枝」とか、「癒しの葉」とかは、読み始めると止まらなくて、一晩中読んだりしました。 止まらなくなるのは、けっこう珍しいです。あと、そういう経験があ…