ガイスター


今度は、1人ぼっちの男の子を誘います。


「なんかするか?」


選んだゲームは、ガイスター。


「ルール、知ってます」
「知ってるよ。したことあるもん」


ちょっと、ビックリですね。


「えっ、お家でこういうゲームしているの?」
「前も、ここにゲームしに来たもん」


どうやら、西区民祭りのときも、ボードゲームを楽しんでくれた子どものようでした。
そして、ガイスターを2回戦ほど。


最初って、子どもは、どうしても、序盤にコマをどんどん取る傾向にありますねぇ。
前を全部赤にしておくと、自爆してくれることが多いです。
でも、2回連続でやると、1回戦目とはちがう作戦をとってくるので、なかなかに楽しませてくれます。
1回目のわたしの作戦をよんだのか、前に進めてくるコマ進めてくるコマ、全部、悪いオバケ(笑)
でも、脱出口まで進めてくると、こちらとしては、取らざる得ないわけです。
こっちも、順調に脱出口に、悪いオバケを進めていますので、けっこう白熱した戦いになりました。


らちがあかないと思って、わたしは、1ぴきよいオバケを進めます。


ほれ、悪いオバケやったら、もう取ったら終わってしまうで〜。


あっさり取られてしまいました。
で、その間に脱出口まで上がってきた相手のコマですが……。


わたしと同じ作戦と見た。
パクッ。


悪いオバケでした。
1勝1敗。


「うーん、もう1回」


大人が言ってどうする(笑)


「あっちのこの前やってたおはじきのやつしてくるわ」


あっさり、カラバンデに負けてしまいました。


お昼ということで、ちょっとテーブルにも空きが出てきました。
この間に、お昼をいただこういうことで、お隣の部屋でカレーライスを。