ミスターダイヤモンド


これは、今回、子どもとすぐにでもできそうだと感じたゲームです。
残念ながら、絶版で手に入らないようですが。


ゲームボードの上にあるダイヤモンドをとって、指輪を完成させるゲームです。


まず、八角形のゲームボードに、ダイヤモンドを散らします。ただし、このダイヤモンド、本物とフェイクがありまして、フェイクはボードにくっついています。


プレーヤーは、カードをめくって、カードには指輪とその指輪の値段がかいてあって、みごと本物のダイヤモンドを引き当てたら、ダイヤモンドをカードに載せて、指輪が完成です。


カードのなかには、相手から直接ダイヤモンドを奪ってこれるカードなんてのもあって、これは、フェイクをつかむことがないので、とってもおいしいです。


でも、このゲームのおもしろさは、やっぱりボードからダイヤモンドを取ってくることです。
取りたいダイヤモンドを選んだら、目的のダイヤモンドに指を伸ばします。ほかのダイアに触らないようにしてうまくスーッと動かして、ゲームボードの端までついたらそのダイヤモンドがもらえます。


で、「いくぞ」と気合いを入れて、ダイヤモンドを動かそうとしても、フェイクだと動かないんですよね(笑)
いや、ボードごとおもいっきり動かしたりして。


そんなときは、みんな、なんともいえないバツの悪そうな顔を一瞬します。


実際にゲームをしてみると、わからないものです。
人が選んだフェイクのダイヤモンドがあって、まさかそのすぐとなりにあるのは本物だろうとか思って、引っぱります。そうすると、動かない。
あれ?まちがえて、さっきの人と同じところを動かしたかな?


そういうのが、何回もありました。


後から見てみると、見事に隣り合ってフェイクのダイヤモンドが配置されてたりしておりました。


カードでのやりとりではなくって、やっぱり直接的な動きがとっても、面白いゲームでした。


ただし、やっぱり地理覚え系のゲームですので、わたしは苦手です。多分、子どもとやっても負けます。