第2回ゆうもあゲーム会・草津 その6 鶏の思い出

チキン・メモリー


これは、近所で一緒によく遊んでいる小学2年生の子が、


「あたしのうちにも、ゲームあるんだよ」


と持ってきてくれたものでした。*1
この子は、カードゲームの「ピノキオ」とか、「ニャーニャー」とかも持っていて、宇治や草津のぱふにも、家族でいったりしているらしいです。
うーむ。英才教育をうけてますな。(^_^;)\(・_・) どんなだ?


わたしは、この子は「あ・そ・ぼ」の影響で、ゲーム好きになったのかなぁと思っていました。
いやぁ、マズいなぁ。わたしの影響で、新しいおもちゃを買ってとか保護者にねだっていたとしたら、保護者の理解がなければ、文句言われるかもしれないとか思っていたわけです。
でも、実は、元々ご家族にそういう文化があったようですね。
それで、「あ・そ・ぼ」に出会って、周りの子たちがそういうゲームをするようになってきて、しばらく遊んでいなかったゲームをまた遊びはじめたみたいです。
そういうご家族が、実は近くにけっこうおられるということは、心強いことです。


ニワトリの記憶ゲームということで、けっこう、「ぱふ」など木のおもちゃ屋さんには、問い合わせがあるそうです。
最近、再販されたという話で、けっこう入手しやすいそうです。
わたしは、ちょっと売られているところを見たことないですが、ぱふ・阿倍野店などにあったという情報をいただきました。


蛇足ですが、最近は、ニワトリの記憶ゲームということで、「ニワトリ羽根取り競争」も、けっこう問い合わせがあるらしいです。こっちは、木のおもちゃ屋さんではなぜかあつかっておられないんですよねぇ。けっこうふさわしいゲームだと思うのですが……。


円いニワトリの巣をかたち取ったタイルと、スタンドに立てたニワトリを使って遊びます。


タイルをバラバラに、場にならべます。
タイルには、巣が描いてあるのですが、ヒヨコのいる巣となんにもいない巣があります。ヒヨコのいる巣の上に、ニワトリを立てていきます。ニワトリのスタンドが、ちょうどヒヨコの描かれている上にのっかって、上手にヒヨコが隠れるようになっています。


手番のプレーヤーは、ニワトリを1ぴきつかまえて、空の巣に移し替えます。ニワトリを動かしたとき、巣の中にヒヨコがいたら、その巣をもらうことができます。


最初は、簡単です。だって、全てのニワトリの下にヒヨコがいるはずですから。でも、遊んでいるうちに、動かしたニワトリがどれかわからなくなってきてしまいます。


こうやっていって、ニワトリと場にある巣の数が同数になったら、ゲーム終了です。
手元に取ったタイルのヒヨコの数を数えて、多い人が勝ちます。たしか、ヒヨコは、1ぴきだけしかいない巣と、2ひきぐらいいるラッキーな巣があったような気がします。
勝った人は、チップがもらえます。


これを何回戦か続けていって、1番チップをたくさん集めた人が、勝ちです。


さて、実際にゲームをしたのですが、実はこの2年生とは、昔、「ニワトリ羽根取り競争」をしたことがあるのを思い出しました。
その時の様子は、実は、「あ・そ・ぼ」にかいております。9月11日の日記です。


この子は、この日記の中の突然暴走しだした子です。


はい、結果がどうなったのか、もうおわかりですね。


記憶力ゲームでは、わたしは、この子に勝てません……。


「2回戦目するとき、イチイチ、ニワトリをおきなおしていたらめんどくさいやろう。
 だから、2回戦目は、ヒヨコのいない巣を見つけたら、もらえることにしたらいいねんで」


なるほど。2ひきヒヨコがいたりするボーナスの部分はなくなってしまいますが、それなら、自分の取ったタイルを場におきなおすだけで、スムーズに、ゲームを始めることができます。
そういう、ファミリールールができるぐらい、お家でやりこんでいるということですね。

うーむ。この子の記憶力のよさというのは、案外とこうやって、ゲームで鍛えられたものなのかもしれないですねぇ。

*1:「ゆうもあ」では、家に眠っていてやったことのないゲームや、オススメのゲームを持ってきてプレイしていただいてもけっこうです。ただし、ゲームの棚においちゃうと、色々な参加者の方が自由に使ってしまうので、コマがなくなったり、破損したり、劣化したりということがおこりえます。その場合、こちらとしては、責任を持つことができませんので、充分ご注意ください。