角がとれて…


「ぼくを探して」の続編というか、姉妹編。
今度は、置き去りにされたカケラの方の物語。


一部、英語のわかんないところもあるのですが、鋭すぎて、繊細な相手を破裂させてしまったり、高いところに置き去りにされてしまったり……。
やっぱり、それは、人と人の結びつきそのものです。


でも、自分の欠けた部分を他人に満たしてもらうのも、ひとつの生き方なのだと思いますが、自分自身を磨いて丸くなるのも大切。


最後、丸くなった彼が、大きなOと一緒にコロコロ転がっていくラストは、満足してしまった。


「ぼくを探して」は、1人で転がっていったので、ちょっと心配していました。


一人一人の足で立って、そして、一緒に……