ババ抜き(アレンジバージョン)


ちょうど、ゲームが始まったばかりという雰囲気です。
うーむ。ちょっと、待たないといけませんねぇ、と思っていると、


「今から、ちょうどやりますから、入りますか?」


とお誘いをうける。
すいません、そのせいで、2回インストをしていただくことになったかも。


なんと、遊ぼうとされているゲームは、普通の「ババ抜き」。もちろん、カードも、普通のトランプです。
ただし、ただのトランプではなくて、「道中紀」の紀道さんのオリジナルのルール、ちょっとだ変わっ「ババ抜き」です。


ジョーカーは、使いません。
↑ よく考えたら、ババ抜きじゃない?というか、はじめっから抜いてるから、それでいいのか?
ジジ抜き(ランダムに1枚カードを引いてするババ抜きですね)でもありません。


カードを配って、ペアのカードを捨てて、ジャンケンして最初のプレーヤーを決定。ここまでは、普通の「ババ抜き」と同じです。
ただし、ここからがちょっと違って、手番のプレーヤーは、自分の手札のなかから1枚いらないカードを選んで、好きな人に渡します。
そして、渡された人が次の手番になって、自分の手札から1枚いらないカードを渡していって……というように、プレーしていきます。
あとは、普通のババ抜きと一緒。ペアのカードがそろったら、どんどん捨てていきます。
そして、すべてのカードが最初になくなった人の勝ちです。


わたしは、まったく自分でルールを考えるということができない人(あたま堅すぎてルールを変えるというのも苦手です)ですので、こうやって、いろいろ自分でルールを考えられる人は、すごいなぁと思いますね。


さて、実際のプレーです。


まず、最初のプレーヤーが、誰かにカードを渡します。
このとき、考え方としては、

  1. カードの残りの少ない人に渡せば、その人のカードがさらに少なくなる可能性があるので、ヤバイ。
  2. カードの残りの多い人に渡せば、渡したカードがそろう確率が高い。


という2通りが考えられるのかな。
でも、ゲームとしては、前のプレーヤーが次のプレーヤーを決めることが出来ますから、あがりそうなところには、渡さなければいい。


ということで、カードが多い人のところに、カードを渡すというプレイになりました。
そうすると、はじめからカードが少ない人は、なかなか手番がまわってきません。


ゲームとしては、常にカードの枚数の多い人に手番が多くまわってきて、その人がカードを減らせる可能性が増えますので、なかなか、競り合った勝負になります。


……というか、ラスト2枚とかになって、あがりそうになっている人のところには、全員がそういう状態にならない限りほぼ絶対にまわってきません(笑)
確かに、かなり競り合った勝負になるのですが、でも、そうすると勝負所は、全員が2枚になったところからになっちゃいます。
わたしみたいに、どのカードを誰にまわしたかなんて、全然覚えていないプレーヤーにとっては特に(オイオイ)


ということで、ちょっと、改良の余地ありという結論でした。
でも、よくしっているゲームでも、ちょっとルールを変えるだけで、けっこう、雰囲気がかわっておもしろいんだなぁと思いました。
今度は、ぜひまた、改良したらどんなふうに変わったのか知りたいですね。


ということで、軽い感じでゲーム会スタートです。