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青銅の魔人
少年探偵団の敵は、二十面相しかいないのでしょうか?
パターンなんだけど、乱歩自身が、けっこうこのパターンを楽しんでいるような気もします。
虎の牙
うーむ。犯人は、熱狂的な阪神ファンと見た……。
違いました……。
犯人は、はじめからわかっているので、少年探偵団ものっていうのは、推理小説ではなくて、冒険小説ですね。
と、知っている人にとっは、言わずもがなのことを……。
いや、わたしは、はじめて読むから。
断崖
こういう、短編は、好きですねぇ。
それから、乱歩の書くこういう悪女も、けっこう好きです。まぁ、間違っても、わたしと関わりになるタイプではないけれど。
というか、物語の中だけで生きている女って感じがするから、いいのかも。
だれか、自分よりかしこい人間が出てきて、その「運命の人」が、自分の悪事を止めてくれるのを待っている感じがあります。
これは、「黒蜥蜴」にも通じるものがある。
三角館の恐怖
推理小説好きの人は、奇抜なトリックを、「面白い!」と感じられる人なんだと思います。
ある意味、大人だ…。
実は、わたしはというと、奇抜なトリックには、ひかれないのです。というか、イマイチ、ちゃんとした推理ものだと、なにが書いてあるのか理解できないときもあるという……。
まあ、推理ものは、乱歩とクリスティだけおさえとけばいいか。