和月伸宏

ファイナル→ピリオド→アフター とうとう、完結です。 ファイナルがあって、ピリオドがあってという展開は、でも、あがいた甲斐がある展開ではないでしょうか?

最終話→ファイナル→そして…… 最終話の後に、まだストーリーが続いているというのは、どういうことだ?? と思ったけど、ラストにふさわしい盛り上がりなのかなぁと思います。 ラストまで、王道でいって欲しいです。

錬金の「錬」の字 ずっと、「武装錬金」は、「武装練金」と書かれていました……。 「鋼の錬金術師」の方は、間違ってなかったのに……。 「大事な存在を死守せんとする強い意志」 「勝ってアンタを死なせはしない!!」 うーん、少年マンガの王道だ。

強さ ジャンプの中心的な読者的には、「もっと強いキャラクター」を望むわけです。 だから、頭脳で戦うけど武装錬金自体は強くない剛太とかは、あんまりすかれないわけです。 でも、そうすると強さがインフレしていくわけで……。 作者としては限界をもうけて…

濃い ストーリーを詰め込みすぎなのかもしれないと思った。 6巻で、この展開だもんなぁ。 そのもったいなさが生むおもしろさというのが、確実にあるような気もします。 それにしても、カズキというのは、なかなかいいキャラクターです。

あぁ、王道だ! みんなの声援のページ。 作者も書いている通り、クライマックスだと思います。 この人が、なにをしたかったのか?どんなマンガを描こうと思っているのかが、とってもよく伝わってきます。 あとは、全体的に、いろんな意味でおもしろすぎです…

とっても正しい 「武装錬金」で、和月さんは、とっても正しい少年マンガを描こうとしていると思います。 「満面の微笑みでゴマかしてやがる」 というのが、今回のわたしの笑いのツボでした。

片手に ピストル でも、この合言葉だったら、わたし世代の人は、みんな言えるような気がしますが。

まとめて読むと こうやって、まとめて読むと、それほどひどい出来というわけでもないと思います……。 ただ、「キャラクターではなくオレが暴走しています」と、そこまで冷静になれるのだったら、ちょっと押さえるべきかも。

ライナーノートだけでも、必読 前作の失敗を生かして、新しい「武装錬金」は、いろいろな部分で研究の成果が見られます。 まず、前作の1番の失敗は、「武器」。 主人公の武器が銃で飛び道具。いろいろな武器での戦いをかこうにも、敵に飛び道具以外のモノを…