妖精さがしゲーム


今回のゲームのテーマは、「妖精」と「サイコロ」かな?


ということで、りんが苦手なことで有名な「妖精さがしゲーム」です。


何回もこのサイトでも、取り上げられている「妖精さがしゲーム」ですが、今、このサイトを検索してみたら、まともに遊んだところのレポートがないことに気がつきました。


厚紙のタイルわ使って遊ぶゲーム。ゲームを出しているのは、セレクタ社です。
セレクタ社は、けっこういろいろな子ども用のゲームを出しているのですが、オススメのポイントとしては、はじめっからついているルールブックに日本語訳がついているところです。
だから、直輸入しても安心です。
ヴァリエーションルールが訳されてないよ〜とかいう不満も、ありません(子どもゲームでは、簡単な遊び方とか、より高度な遊び方がついている場合も多いです)。
↑ すべてのセレクタ社のゲームがそうなのかは、かわりません。


逆にマイナスのポイントとしてぱ、後から日本語訳をつけたゲームは、箱そとに日本語のルールがついていて、買う前にどんなゲームか知ることができますが、セレクタのゲームの場合は、ルールブックは箱の中に入っているから、どんなゲームかは、想像しないといけません。
けっこう似た感じのゲームがあるので、このあたりは、なかなかなやましいです。


さて、この「妖精さがしゲーム」ですが、カルタ系のゲームです。
タイルには、かわいい妖精の絵がかいてあります。かわいいといっても、「色いろおふとん」ほどかわいすぎるということはなく、男の子も意識しすぎずにに遊べます(笑)。
なんか、この妖精たち、英語では”Dwarves”だそうです。単数形にしたら、ドワーフ。あの「ハイホーハイホー」な人たちですね。でも、ご安心、ヒゲは生えていません。


妖精はみんな、帽子をかぶって、セーターを着て、ズボンをはいています。
帽子、セーター、ズボンの色の組み合わせがいろいろあります。
サイコロが、3つ。目は、「色いろおふとん」と同じように数字のかわりに色がついています。
この3つのサイコロを振って、出た目の色の組み合わせと同じ組み合わせの帽子、セーター、ズボンの妖精のを探すのがゲームの目的です。
サイコロをコロコロっと振って、目が出そろえば、全員一斉に用意スタートです。カルタと同じように、


「はい」


っと言って、1番最初にタイルに手をおいた人が、そのタイルをもらうことができます。
この手のカルタ系のゲームで、ドイツゲームってすごいなぁと感じさせるのは、実は「終了条件」です。
日本のカルタだと、どんどんカードが少なくなって、最後の1枚は、ほとんど反射神経で取りにいかなければなりません。
でも、ドイツの子ども用のカルタ系のゲームは、終盤になっても楽しめるように、だれないように、いろいろと工夫がなされています。
「妖精さがしゲーム」の終了条件は、「サイコロを振って同じ組み合わせが2度目に出る」ことです。だから、最速では、同じ目が2回連続で出れば、1枚カードを取っただけで終わってしまいます。
その時点で、1番たくさんカードを持ってる人が勝ちになります。


実際このゲーム、タイルが取れるか取れないかは、けっこう得意、苦手がでます。
わたしは大人ですが、強い小学校の中学年ぐらいの子どもよりもたくさんタイルを取ることはできません。


ヴァリエーションの勝利条件として、「サイコロを振って同じ組み合わせが2回出たとき、そのタイルを所有していた人が勝つ」というルールもあります。
このルールだと、たまたま取った1枚が「勝利のタイル」になる可能性もありますから、けっこう差がついていても、あきらめずに遊ぶことができます。
りんとしては、こういった偶然の大きい勝利条件の方が、うれしいです。
ただ、強い子にとっては、なんかだまされたような気がするかもしれません。
まあもちろん、タイルをたくさん所有していれば所有しているほど、勝てる可能性は増えるので、悪くないかなぁと思います。
正式なこのヴァリエーションでは、3色同じ色の帽子、セーター、ズボンをはいている妖精のタイルを抜いて遊ぶことになっていますが、抜かなくても問題ないと思います。


これ以外にも、ヴァリエーションルールは、いろいろあります。
勝利条件を、「5枚カードを集めたら」というのは、けっこう理解しやすいオーソドックスなヴァリエーションだと思います。


また、公式なルールブックにはありませんが、「みつけてピカチュウしっぽでバンバン」と同じように、サイコロを振って人が持っているタイルと同じ組み合わせが出たときは、それを横取りできるというふうにしても、けっこうおもしろいと思います。


色を3つみつけるのが難しい小さい子でも、お母さんと一緒に、


「お花もっている妖精はどれだ?」


とかいって、見つけるのもおもしろいと思います。


「ころぽっくるの家」で遊んだときは、5枚とったら勝利のヴァリエーションルールで遊びました。
1人、滅茶苦茶強い女の子がいました。


わたしはその子に、「女・白紙さん」という名前をつけてあげました。


ほら、男の子はシャイだから、強引に取りに行けないの。
嘘です。男女差、年齢差は、はっきりいって、あんまりないです。
ちょっと、シビア〜。