ママ、これでぼくは、嘘つきじゃないよね


えーと、熱い熱い仮面ライダーマンガ、「仮面ライダーSPRITS」です。
世代なのかどうかわかりませんが、わたしは、ウルトラマンより仮面ライダーの方が燃えるのです。


しかも、出てくるライダーたちは、わたしのよく知っているライダー達ですから。


「ゼクロス」編です。
むかし、まだ、わたしが幼稚園のとき。
幼稚園に持って行くパックにプリントされていたのが、見たこともない赤い仮面ライダーでした。
そしてそこには、「仮面ライダーZX」の文字が。


このバックのプリントは、当時、ヒーローが大好きだった幼稚園児(男子限定)の話題の的でした。


「なー、それ、ホンマに仮面ライダー?」


「ニセモノなんとちゃう」


「敵やったりして」


そんなとき、ぼくは、胸を張っていったものです。


「これは、今度始まる新しい仮面ライダーやねんぞ〜」


なんか、雑誌でこのライダーを見たという子も現れて、僕たちは、今か今かと、この新しいライダーが、目の前に姿を表すのを待っていました。
でも、新しく始まったライダーは、「ZX」では、ありませんでした。


「違うじゃないか…」


「うそつき…」


ぼくは、悔しさをかみしめて、まだ新しいその幼稚園バックを、何度川に捨てようと思ったことか……*1
でも、幼稚園は、送り迎え付き。そんな行為は許されません。


今になれば、わかります。
企画倒れ。そして、早すぎた商品化。


でも、でも、そんな「ZX」が、今、わたしの前に姿をあらわしました。
ぼくは、嘘つきじゃなかったんだ!!


当時、幼稚園の子が、30歳を越えるまでもの長い月日が過ぎていましたが。
あの頃の友よ。見ているか?
多分、見てない(笑)


と遠い記憶に思いを馳せると、「ZX」ではなくて、「ZO」とかいてあった気もするわたしであった。
ライダーマニアの人の情報を求む。
そんな人は、こんなサイト見てないか?

*1:すいません。このあたり記憶が曖昧なので、創作が一部入っています