第2回ゆうもあゲーム会・京都 その2 物覚えのいい人が勝つとは限らなくてケッコー

ニワトリ羽根取り競争


「はらへったワン!」は子どもたちが選んだので、今度はわたしの方がオススメゲームを選びます。
なんでも、子どもの自主性に任せるのがいいとは限らないのよ。特に、子どもに選ぶ基準がなーんにもないときは。
ときには、大人が地味だけでも楽しいゲームをしっかりと教えてあげなければなりません。
けっして、わたしが、「最近、このゲームがお気に入り」だったからとか、「実は、犬という題材そのものに愛があんまりなかったので、さっき遊んだゲームが不満だったから」という理由で、自分でゲームを選んだとは思わないでくださいね(爆)


気に入っているのには、理由があります。
オススメだから、気に入っているのです。
理由になってません。


閑話休題
以前、「プルンプザック」をこの従姉と幼稚園の子といっしょに遊んだのですね。
そのとき、けっこう、2人とも記憶力が良かったのです。
で、次回に遊ぶときは、「ニワトリ羽根取り競争」をすすめてみようと思っていたわけです。


それでは、人物紹介をしておきます。


まずは、みんなご存じ、りんです。そして、ご存じのように、この人、場所を記憶することはほとんどできません。3ヵ所ぐらいなら、記憶することができますが、それ以上は無理です。
普段は、それを性別のせいにしています(笑)


従姉です。2児のママです。記憶力は抜群です。「プルンプザック」では、1番になっていました。


従姉の子の幼稚園児です。年長組です。従姉曰く「記憶は、お姉ちゃんよりも得意かも」だそうです。「プルンプザップ」では、りんと同じぐらいの枚数のカードを取っていました。でも、めくったカードは、この子の方が多かったのは確かです。


従姉の子の小学2年生です。今回、テーブルゲーム初体験のお姉ちゃんです。従姉によると「アクションは得意」とのことでした。記憶ゲームも、もちろんはじめてです。


ゲームは、意外な展開をみせました(笑)


最初は、従姉の独走かと思っていたのですが、


「こういうゲームは得意なんだけど、今日は調子が悪いなー」


と、不思議に手が進みません。
もしかすると、以前、「あ・そ・ぼ」で、子ども相手に容赦なしに勝ったところを書いたので、それを読んで気にしているのかもしれません(笑)
イヤなこと書いてたら、ゴメンね。遠慮なく言ってね。書き直すから(私信)


えーと、わたしの方も、順調にというか不思議なことに、調子の悪い従姉よりも手がすすみません。


お姉ちゃんは、お母さんの予想したとおり、わたしと同じぐらいの実力です。かわいい。


ということで、今回は、妹ちゃんの独壇場かと思いきや。


えーと、妹ちゃん、お母さん、りん、お姉ちゃんの順番で遊んでいたわけですね。


最初、お母さんが、りんを追い越しました。
そして、追い越して、りんの2つ前で止まります。あと、2つ進めば、お姉ちゃんのシッポも取れたのですが、残念ながらストップです。


「こんなん、すぐに追い越して、取り返したるぞー。」


とか言っていたわけです。
そして、りんの番は、お母さんの真後ろまで移動。すぐには追い越せませんでした(笑)


お姉ちゃんは、移動できず。


それから、妹ちゃんが、ブッちぎりの速さで、りんとお母さんを、2タイルとばしで追い越しました。
そして、追い越した瞬間に、手番終了。


このとき、お姉ちゃん、妹ちゃん、お母さん、わたしのコマが、1直線に列んだわけです。


お母さんの番。
タイルを1枚めくれれば、一気に2人抜かしてシッポを全部集めて勝利です。
でも、お母さんも、残念ながらタイルを見つけられなくて、移動終了。


さて、わたしの番。
なんと、タイルを1枚めくっただけで、一気に3人抜かしてゴールです。
妹ちゃんなんか、もう1周ぐらいボードをまわっています。それに比べると、りんは、1/4周ぐらいしかまわっていません。


ホンマにいいのか?


ちょっと、悪い気もしますが、このタイルの場所、めずらしく覚えていたのです。


いいのだよ。


「ペラッ」


1タイルめくるだけで、一気に3人抜かして勝利しました。


これぞ、最小限の努力で最大限の効率(笑)


は、はじめて、このゲームで勝ちました。
パンパカパーーン。


記憶力だけでない要素も、ちゃんとあったんですねぇ。
ちょっと感心したわたしでした。