ミッドナイトパーティ


さて、ゲームを始めるとそれに夢中になってしまって、周りが見えなくなってしまうわたしです。


冷静になって、周りを見回すと……。
オイ。オイ。オイ。


なんと、前回以上のものすごい人だかりです。


クーゲルバーンや、積み木なんかをならべてあったスペースも、すっかり撤去されてテーブルがおかれています。
1つのテーブルに、2つか、3つぐらいのゲームが、ギュウギュウづめに立っています。

なかには自分たちで、ゲームの遊び方を読んで遊んでくださっているご家族もあるのですが、基本的には、スタッフがインストしますので、スタッフも、てんてこ舞いです。


混みすぎて遊ぶスペースがなくて、子ども優先ということで、保護者の方々はゲームに入ってもらえずに壁際に立って列ばれています。


誰だ?
「2回目は、ちょっと減る傾向があるみたいだし、今回は、ずーっとこんな感じと違うかい。」
なんて、お気楽な発言をしていたのは??


最終的に、スタッフをふくめて参加者は、70名近く。
部屋の収容人数は、50名ということで、またまた会場がパンク状態でした。


うぅ。もっと、広いスペースが必要ですねぇ。もちろん、スタッフの数も必要なのですが、それ以前にスペースがゆったりとしていれば、自分たちで遊んでみようという気が増進すると思います。


ということで、こんなときの救いのゲームということで、「ミッドナイトパーティ」<を立ててみました。
さすがに、この状況では、子どもたちを集めてインストして、他のゲームのインストに飛び回ってということで、一緒には遊べません。


まだ、2回目のゲーム会ということで、あんまり知り合いができていません。で、家族で固まって遊ぶという感じになっています。
とりあえず、このゲームは、たくさんの人数で遊べますので、知り合いじゃない子どもたちも、いっぱい巻き込んで遊べるということがいいところです。
それから、ルールがシンプルで1回インストすれば、子どもたちだけでも遊んでいけるという部分も、こういう状況のスタッフにとっては、救いだと思います。


ということで、遊びから、あぶれている子どもたちをみんな集めて、


「やっといてねー。」
「友だちになってねー。」


とプレイ。
本当は、もちろん、ずっとプレイの様子を見ていられたり、一緒に遊んで盛りあがるがいいんですけどね。


でも、子どもたち、歓声をあげながら楽しんでおりました。
すごいゲームです。
さすが、「キング・オブ・子どもゲーム」。えっ、2位でしたっけ?*1

*1:今年の「日本ボードゲーム大賞子どもゲーム部門」のトップは「ねことねずみの大レース」でした。