太陽の黙示録

しかし… 董藤、けっこう簡単に人にかみつきすぎのような気がしますが。 これだと、敵ばかりつくってしまうじゃないか。 もっと、裏表があった方が、おもしろそうです。

鯉の問答 こういう、細かいところでキャラを見せてくれるというのは、昔から使い古されたテクニックではあるのですが、やっぱり、丁寧に使ってあると、効果的です。

悪者 タイプの違う2人の主人公と、悪者。 得意のパターンになってきました。 これは、全然悪くなく、むしろいいと言っておこう。

操 舷一朗が光の中をまっすぐ歩く存在だとすると、操の方は欲望のまま突っ走る人なのかと思っていましたが、さすが、かわぐちかいじ、そんな単純ではなかったです。 なんのためらいもなくカーテンをあけた操が、すごく格好良かったですねぇ。 賭でもなく。

独立 独立するというのは、とても難しいですね。 ややもすると、「独立」ではなくて「孤立」になってしまう。 それは、人同士の関係でも、国家間でも同じようです。

if まあ、日本の海の底に謎のエネルギー「M資源」が沈んでいるというのは、ちょっと調子のいい話という気もします。 宗教とも、対峙することに。 教祖が本当にいい人で、自分の信仰に生きているということは、多分あり得るんだけど、利権がでてくると、そ…

2人の王 こんどは、日本国内の話になっていくのかな。 2人が対立する運命にあるということは、世界中でおこっている日本人キャンプの暴動の裏には、この人がいるのかな。

理想の旗を掲げて 理想の旗を掲げても、必ずしもそけれが達成されるとは限らない。 でも、理想の旗を掲げる者をやっぱり応援したいと思う。 いや、そういう個人的な欲望は、理想とは呼びません。

まっすぐに 舞台が、台湾というところが、すごい考えてあるなぁと思います。 単純に、反日を言っているのではなくって、それでも、もてあましている。 これが、反日の国だと、もった単純なお話になってしまいます。

坊ちゃん!! 「沈黙の艦隊」の海江田や「ジパング」の草加は、どっちかというと完成された人間という感じがします。 でも、この「太陽の黙示録」の主人公は、同じように信念のために突き進むところはあっても、若さの分だけ柔軟なような印象をうけます。 台…