かわぐちかいじ

しかし… 董藤、けっこう簡単に人にかみつきすぎのような気がしますが。 これだと、敵ばかりつくってしまうじゃないか。 もっと、裏表があった方が、おもしろそうです。

鯉の問答 こういう、細かいところでキャラを見せてくれるというのは、昔から使い古されたテクニックではあるのですが、やっぱり、丁寧に使ってあると、効果的です。

基礎知識 兵器にあんまり愛がないので、現代兵器についても、基礎知識が乏しいことが発覚。 レーダーって、今だに、グルグルまわっているものだと思っていましたよ!! でも、この多重にいろいろなことが動いていく時代というのは、物語にはむかないのかもし…

弱さからくる 攻撃が弱さからくるものだとしたら、世界中の大半の人間は、「弱い」のだから、やっぱり武器を持ってはいけないと思います。 自分も含めて。

悪者 タイプの違う2人の主人公と、悪者。 得意のパターンになってきました。 これは、全然悪くなく、むしろいいと言っておこう。

操 舷一朗が光の中をまっすぐ歩く存在だとすると、操の方は欲望のまま突っ走る人なのかと思っていましたが、さすが、かわぐちかいじ、そんな単純ではなかったです。 なんのためらいもなくカーテンをあけた操が、すごく格好良かったですねぇ。 賭でもなく。

軍人 武器を持つ「軍人」であるからには、やっぱり心のどこかで戦いたいと思っているのかもしれません。 もっている武器の威力を試してみたいというのは、かなり強い誘惑です。 それが、相手よりも優位であると思える時は、もっと…。

ズル どう考えても、あの戦力で、戦うというのは、「ズル」でしょう。 そして、そんな「ズル」をしたところで、リスクは大きい。

独立 独立するというのは、とても難しいですね。 ややもすると、「独立」ではなくて「孤立」になってしまう。 それは、人同士の関係でも、国家間でも同じようです。

戦争を終わらせる 戦争を終わらせるために勝ちたい。 でも、勝てば戦争は終わらない。 必要なのは、敵。 それが、本物であるかどうかは問わない。 そうして、ズルズルと連鎖は続いていく……。

if まあ、日本の海の底に謎のエネルギー「M資源」が沈んでいるというのは、ちょっと調子のいい話という気もします。 宗教とも、対峙することに。 教祖が本当にいい人で、自分の信仰に生きているということは、多分あり得るんだけど、利権がでてくると、そ…

どっちかというと まあ、草加みたいに、人をコマみたいに動かしていくのは、好きではない(というか、その責任に耐えられない)のですが、角松と菊池の考え方で行くと、菊池の考え方の方がよく思えてきます。 しかし、積極的な行動に出ると、すぐに弾薬がつ…

2人の王 こんどは、日本国内の話になっていくのかな。 2人が対立する運命にあるということは、世界中でおこっている日本人キャンプの暴動の裏には、この人がいるのかな。

理想の旗を掲げて 理想の旗を掲げても、必ずしもそけれが達成されるとは限らない。 でも、理想の旗を掲げる者をやっぱり応援したいと思う。 いや、そういう個人的な欲望は、理想とは呼びません。

守るべきもの 外伝が、なかなか考えさせられました。 ルールは、当然、守るためにあります。 ルールを守るということは、自分自身を守るということでもあります。 「わたしは、ルールを守った。」 でも、ルールを守ることが最善の方法でないとき、トップに立…

歴史が変わらないとしたら 歴史が変わらないとしたら、いったい何のために「みらい」はここにいるのか? 草加が、原爆を落とそうとしているのは、もしかして日本?

まっすぐに 舞台が、台湾というところが、すごい考えてあるなぁと思います。 単純に、反日を言っているのではなくって、それでも、もてあましている。 これが、反日の国だと、もった単純なお話になってしまいます。

坊ちゃん!! 「沈黙の艦隊」の海江田や「ジパング」の草加は、どっちかというと完成された人間という感じがします。 でも、この「太陽の黙示録」の主人公は、同じように信念のために突き進むところはあっても、若さの分だけ柔軟なような印象をうけます。 台…

絶対的な武力は戦争の抑止力になりうるか?そもそも、絶対的な武力なんてものがありえるか? 核をアメリカに使う。 それは、あの戦争を長引かせる結果になるだけだと思うのだが。 そして、だれも、どこにも、その重さに耐えられる人間がいるとは思わん。 草…