山岸涼子

今かけば… 文庫で4冊。単行本なら、8冊ぐらいのはずのこのマンガですが、もし、同じストーリーを今かくとなると、多分、倍以上の量になるんだろうなぁと思います。 これが、マンガが進化してきた証拠でもあるし、また、昔のマンガが、とっても、濃密な味が…

基本 「妖精王」から、ちょっと山岸涼子づいていて、「アラベスク」です。 実は、もっと硬い絵だったと思ったのですが、読んでみるとそうでもないですね。 まあ、昔の少女マンガらしく、すごいアゴの人とか出てくるし、みんな派手なんですけどね。 今、「ダ…

ルシフェル 原型のルシフェルというのは、こんなものなんだろうなぁと思いつつ、わたしは、やっぱり「デビルマン」(原作ね)で育った人なので、どうしても、もっと強大なイメージを持ってしまいます。 そのあたりを気にしなければ、なかなか楽しかったです。…

ここは、北海道 前巻では、「アーサー王伝説」とは、あんまり関係なさそうだなぁと書いていたのですが、ちゃんと登場人物たちのセリフのなかに出てきました。 ルシフェのセリフで、 「彼女はグネビア姫のごとく、騎士ランスロットを愛してしまったのさ」 と…

ふたつの世界 「『妖精王』は、アーサー王伝説ですよ」 「えー、読んだことあると思うけど、そんな話でしたっけ?」 という会話があって、1巻目を読みました。 パン(牧神)の子どものでてくる話ですよねぇ……。 その時点で、覚えているのは、そんなもの。 …