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マンマミーア
ゲームに慣れておられないご家族に、いくつかゲームをインストしました。
まずは、りんの周りの子どもたちには、けっこう定番の「マンマミーア」です。
これも、記憶ゲームといえば記憶ゲームですが、正確な記憶よりも勢いの方が大事なゲームなので、わたしでも楽しめます(笑)
他に似たカードゲームってあんまりないなあと思っていましたが「リミット」は、記憶より勢いが大事なところとかは、けっこう似ているかもしれません。
あんまり似たゲームがないゲームというのは、独創的でとってもおもしろいのですが、最初の説明がやっかいだという問題がありますね。
このゲームは、そんな中でも、比較的簡単だとは思うのですが。
それでも、
「けっこう難しいなぁ」
と言われてしまいました。
うーむ。
難しいポイントとしては、全員が同じお鍋でピザを作っていくということがあると思います。
人が入れた材料のことも考えて自分のレシピを放り込んでいかなければなりません。
そして、そのピザが出来たかどうか確認するのが、ラウンドの1番最後じゃないですか。だから、ラウンドが終わるまでは、どんなゲームかが見えてこないわけです。
それから、もう1つは、レピシカードの特殊なレシピですね。
「?」の入っているのと、「J」が入ってるのと、「15+」の3枚ぐらいしかないんですが、これも、結果的にどうなったというのがわからないと、けっこう説明しにくいです。
特に、「?」は、その時出ている最も少ない材料カードですから、実際にピザが完成したかどうかを確かめる場面にならないと、説明しづらい。
まあ、1ラウンドしちゃうと、簡単なルールなんですけどねぇ。
とりあえず1回、カード半分ぐらいに減らして、1ラウンドピザを完成させるところまでやってみるというのが、1番わかりやすいのかなぁ。
「15+」とかは、最初のレシピとして手にあったりすると、けっこう使えなくて困ったりします。この場合は、こだわらずに、新しいレシピを引いてきた方がいいのですが、こういうゲームの感覚も、インストした方がいいのかな?
でも、それを見つけていくのも醍醐味かなぁ。けど、それで、すごい差がつくとおもしろくなくなっちゃうかなぁ。
そのあたりの匙加減は、すごく難しいですね。
1ラウンド終了すると、ちょっと楽しさがわかってきます。
2、3ラウンド終了して、1回ゲーム終わる頃には、勘のいい人は、もうすぐ終わりそうなときには、手札を考えて補充した方がいいというのもわかってきます。
そういうことがいろいろあるので、けっこう考えることが多いゲームかもしれません。
ラウンドの最初は、残った材料を全部使えるので、ラウンド終了時の手札にはレシピカードが入るようにしておいた方がいいと考える人もいますし、とりあえず、放り込んだレシピを完成させるために、ラウンド終了時の手札には1枚でも多く材料カードを入れておくという考え方もあります。
こういうふうに、いろいろな思惑、考え方が交錯します。正解は、ありません。
だから、けっこう、何回遊んでも楽しいです。
さて、このゲームは、「ザップゼラップ」と同じご家族と遊んだのですが、その時とは逆に、お父さんなど男勢が得意なようでした。
記憶ができちゃうと、ついつい、正確さにこだわりすぎて、時期をいっしちゃうところがあるみたいですね。
最後には、
「ちょっとおもしろいかも」
と言ってもらいました。