帽子取りゲーム


「これは、懐かしいゲームやなぁ」


と言われた「帽子取りゲーム」です。
そうか、懐かしいのか(笑)
今でも、「いわき ぱふ」等に行くと、売っています。


チームに分かれてするドロケイ*1の様なゲームてず。


わたしは、今回はじめてなのですが、簡単そうなのでプレーしてみました。
各プレーヤーは、自分の色のコマを取ります。コマは、トンガリ帽子みたいな形をしています。同じ色の帽子は6つあります。


自分の手番になれば、サイコロをふって出た数だけ帽子のコマ1つを動かします。
通過したマスや、止まったマスに他の色の帽子がいた場合は、その上に自分の帽子をかぶせて、捕虜にすることが出来ます。
捕虜は、自分の陣地までもどれば、取ることが出来ます。でも、自分の陣地にもどる前に、ほかの色のコマに捕まってしまうと、取られてしまいます。


捕虜の中に自分の色のコマがいた場合は、復活できます。


そうやって、どんどんコマの取り合いをしていって、マスに残ったコマが1色になったら、ゲーム終了です。


マスには、灰色の捕まらない安全地帯マスというのもあって、それを上手に使うのも大切です。


このゲーム、けっこう、コマの多い最初のうちは、みんな派手に動いて楽しいのですが、そのうちみんな気付きます。


「これ、自分の陣地から離れたら捕まる」


そうすると、ゲームがなかなか進まなくなってしまいます。


勝利条件は、マスのコマが1色になったとき、

  1. たくさん捕虜を捕まえていたプレーヤーが勝利
  2. 最後まで、マスに残っていた色が勝利


の2種類があって、今回は、わかりやすいだろうということで、後者の方でやっていたのですが、この勝利条件、オススメではありませんでした。


最後に2色残ってしまうと、お互いに牽制して近づいていかないんですね。だから、ダラダラと終わらない。
せめて、たくさん捕虜がいた方がなら、自分の捕虜の数を数えて、負けてる方は果敢にせめていったりすると思います。


ということで、最初の方は、単純で結構おもしろかったのですが、最後の方は、ちょっとだれてしまいました。
結局、最後2人残って、勝負がつかないままに終わってしまいました。


うーむ。ちょっと、惜しいかんじのゲームです。
勝利条件を前者の方にしたり、自分の陣地にはもどれないルールで遊んだりすれば、最後まで楽しめるかなと思います。
また、やってみよう。

*1:泥棒と刑事のゲームです。わたしたちの地域ではこう呼びます。チームを決めるときは、「いろはにこんぺいとうちり『ぬすっと』るおわかよ『たんてい』と言ってチームわけします」