2004-09-26 ■ 読書 新・銀河帝国興亡史 新・銀河帝国興亡史1ファウンデーションの危機 下 グレゴリィ・ベンフォード 矢口悟 早川書房 ハヤカワ文庫 お猿の脳へ 人間と一緒に、ロボットが、お猿の脳へ精神接触しているのですが、ロボットにそれは可能なのだろうか? いや、ベンフォードが、彼女を人間として扱いたかったのだなぁというのはわかる。でも、心は人間でも、ボディは鋼鉄で、頭脳は陽電子頭脳なのだと思っていたので、この解釈の仕方は、ちょっと違和感があります。 まあでも、そういった、「きっとアシモフなら……」という部分を気にしなければ、とても楽しい小説です。 残りの2人が、あとをどう引き継ぐのか、けっこうドキドキします。