すべての物語に終わりはなく…


全2巻ということで、これで完結なんですよねぇ。
なんか、すごいところでお話が終わっています。


たしかに、「終わり」っていう雰囲気はでているのですが、これ、解決とかそういうことは、一切、されていませんねぇ。


ただ、人が出会って、変化があって。その変化のみを追っていったという感じです。


そういう意味では、広がった物語が一点に収束していくような快感は、少ないかもしれません。


でも、確かに、生きていくってそういうことか?


という気もします。