2004-12-18 ■ 読書 いたいけな瞳 いたいけな瞳5 吉野朔実 小学館 小学館文庫 決める時はいつだって一瞬 「薄紅」を読んで、ちょっと吉田秋生の「櫻の園」を思い出していました。 桜の花びらの散るなか、ポツリポツリという雰囲気の会話が、すごい好きですね。 「卒業生の 桜色のスカーフ 私 あの色 好きだったな」「私は この浅葱色が 好きよ」「緋も 悪くない」「杏が 気の毒」「藤も やだな」「萌葱は?」「可もなく 不可もなく」「だね」