物語は終わっても、人生は続く


それからの「ぼく地球」です。


うーん、物語としては、可もなく不可もない出来です。
いや、ちゃんと泣けるし、多分、いい出来なんです。でも、なんか、窮屈な感じをうけてしまいました。
「ぼく地球」のキャラクター達の大きな物語自体は、やっぱり、「ぼく地球」で終わっているんだろうなぁと思いました。


そして、次世代の子どもたちの物語をかいていくには、ちょっと、「ぼく地球」という世界の制約が狭い気がします。


前世の人たちは、今にかかわってくるべきではないなぁと思ったりしました。もちろん、「ぼく地球」のときは、結びつきが強すぎて、かかわらざる得なかったのですが。


今回は、ちょっとかわった親たちが、子どもたちにかかわれれば、それでいいのだと思います。


そうして、それにあがいたりする子どもたちの物語なら、けっこう読みたいかも。


蓮くんも、カチコちゃんも、いいキャラクターだと思うので。