ピアノの森

ふたりの天才たち 今はまだ、カイは、雨宮のピアノを意識していないみたいです。 その分、優位に立っている。 でも、雨宮のピアノを意識せざるおえなくなったとき、また、成長するような気もします。

すてきな、先生たち 11巻は、「誉子篇」てな感じです。 で、そのなかでも光っているのが、佐賀先生と司馬先生。 うーん、司馬先生は、けっこうイメージ通りなんですが、特に佐賀先生、いいわ。 始め出てきた時や、マリアにいかれている時は、ここまでいい…

つながった これで、10巻の最新刊の「ピアノの森」につながりました。 今、読み返して気がついたのですが、誉子のお話は、思いっきり「番外編」とかいてありますねぇ。 実は、大きくなった海の物語に、誉子は、あんまり絡ませる気がなかったのかも。 これ…

ここから… ここから、第2部という感じです。 そして、その始まりのこの1巻は、メチャクチャ、ドキドキします。 読んだ後、 「すごーい」 とつぶやかずにはおれない展開。

ひとくぎり… この巻で、小学生編が終了です。 この展開って、けっこう「ガラスの仮面」を彷彿とさせます。 そう、たとえどんなに障害があろうとも、本当に、彼が世界に認められる力の持ち主であるのなら、世界の方が、彼をほってはおかない。 そう考えると、…

音の優しさ…音の深さ… 単なる上手下手ではない「音の優しさ」や、「音の深さ」というのは、いったいどういうもので、どうやって表現できるんでしょう? 同じ楽譜なのに、違いが出てくる。 それは、別に、「大胆なアレンジ」なんかじゃなくて(カイは、どっち…

ステージの上 どんなに小さなステージでも、ステージの上で喝采を浴びる快感を知ってしまうと、後戻りするのが大変なんだそうです。 自分で楽しむだけではなく、人に認めてもらう。拍手をもらう。 もちろんそれは、人に媚びるということではなくて、自分自身…

コンクール いよいよ、コンクールの話です。 このあたり、記憶では、もっと短いエピソードなんだと思っていたのですが、けっこう、丁寧にかいていますねぇ。 再読は、そういう新たな発見もあっていいです。 やっぱり、本捨てちゃダメだな。

新作!新作!新作! ということで、いよいよ、「ピアノの森」の今までコミックになっていない部分が読めます。 えーと、多分、カイの恋愛のお話が「アッパーズ」掲載分で、誉子の話は「モーニング」の新連載分。 このあたりの切り替えは、ちょっとだけ唐突な…

いつもポケットに… ショパンというのは、やっぱり特別な存在みたいですね。 そして、少しずつ少しずつ、カイを森のピアノの世界から、現実の世界にシフトさせていく。 この物語のはこびが、なんとも、素晴らしいです。

天才… 「ガラスの仮面」的なおもしろさもありますよねぇ。 こうやって読むと、カイって、ものすごく才能があります。やっぱり、超えていく人は、才能と努力の両方が必要なようです。 そして、雨宮の方は、努力の人。 そう思わせておいて、というどんでん返し…

復活 今はなき「アッパーズ」に連載されていた「ピアノの森」が、「モーニング」で復活しました。 復活にあわせて、コミックスの方も、リニューアル。 まあ、「ピアノの森」は、「アッパーズ」よりも「モーニング」に載っている方が、違和感ないかも。 一色…