マンマミーア


2つ目のゲームは、なぜか「マンマミーア」。
さっきのゲームが難しすぎたということで、「ブラフ」をリクエストした子以外は、わたしの周りから逃げてしまったので、この子と2人で遊びます。


「これで、ホンマにええの?おっちゃん、このゲーム強いよ」


珍しくはったりではなくて事実です。
いつも、子どもと遊んでいるところでも、このゲーム子どもと2人で遊んだりするのですが、はっきりいって、ほぼ負け知らずです。
まぁ、子ども相手、しかも゛ほとんど2人対戦でしか、遊んだことはないのですが。


2人で遊ぶときは、「材料カード」を各種類5枚ずつ抜かなければなりません。
このあたり、いつも時間に追われて子どもと遊んでいるときは、すごい焦りながら、カードを揃えたり、もう、めんどくさくってそのまま遊んでたりするのですが、ゲーム会は、そういった時間の制限をあんまり感じないところが、すごく魅力です。


カードを整えて、ゲームスタートです。


宣言通り、わたしの圧勝でした(笑)2年生相手に、相変わらず大人げないですね。


原因ですが、子どもは、このゲームを記憶ゲームだと思っています。だから、正確さを求められているように感じているのではないでしょうか。
かなり正確にカウンティングして、確実になってから慎重に「レシピカード」を放り込む傾向があります。


でも、わたしは、このゲームは、多少記憶も必要だけど、人よりたくさん「レシピカード」を放り込むゲームだと思っています。
だいたいそろったと思ったら、確実さを考えずに「レシピカード」を放り込んでしまうのですね。


そうすると、子どもはまた、1から数えなおしてしまって、「レシピカード」を放り込むタイミングを逸してしまうという。


もちろん、わたしの方法では完成しないレシピも多いのですが、特にそのことについてのペナルティーもないですら、特に1ラウンド目、2ラウンド目は、どんどん「レシピカード」を放り込んでいきます。
だいたい、1ラウンド目の終わりか、2ラウンド目の序盤ぐらいで、少なくとも1回はすべての「レシピカード」が放り込まれるペースです。


これは、まぁ、性格ともいえますな。
でも、さすがにゲームのことをよく知っている子で、ラウンド終了時、いっぱい材料が余ってたら、


「15のピザのチャンスや」


とか、いろいろと言ってくれたので、わたしは、楽しめました。