ヒューゴ


「なんか、大きい箱のヤツがしたい」


大きい箱のヤツは、1年生にはけっこう難しいかなぁ。
さがすと、「ヒューゴ」が返ってきてます。人気ゲームですから、今までいろんなテーブルで遊ばれていたんですねぇ。しかも、1回遊ぶと、けっこう気に入って何回も遊ばれます。


これも1回は遊んでおかねばならないゲームだ。


ルールの説明は、話するよりも、やる方がはやい。


「まぁ、1人ずつ順番に、適当にコマをおいていきます」


と、コマをおいていきます。全部おけたら、スタート。
サイコロ振って、数字が出たら自分のコマを。オバケの目が出たら、


「お・ば・け」


の声とともに3歩ヒューゴくんを動かします。
でも、このヒューゴくんの3歩を最初に「お・ば・け」と数えた人は、誰なんでしょう?
これ、日本のすごい発明だと思います。
だって、誰がオバケの目を出しても、子どもたち一緒に、


「お・ば・け。キャーッ」


とか叫んで盛りあがります。雰囲気大事です。


まあ、適当にコマをおいちゃってますので、


「あぁ。そんなルールだと知ってたら、違うところにおくのに〜〜」


と言う子は、必ず出てきます。


「1回目は、練習、練習」


これ、けっこう大事です。だって、ほんとにルール知らなかったんだから。
だから、こういう短い時間で何回も遊べるゲームというのは、いいんですね。


これが、「ニューエントデッカー」みたいなゲームだと、もう1回すると日が暮れてしまいます。
こういう大きいゲームの場合は、うーむ、それでも1回やりながら覚えていくのが、1番簡単だと思います。


2回目は本番。
どうすればいいのかわかったので、それ故に出てくるルールの思い違いというのもあります。
例えば、ヒューゴくんがまだ廊下まで出て来てないのに、部屋にはいっちゃうとかです。そういうのをなおして、3回目ぐらいからは、子どもたちだけでも遊べます。
それから後は、子どもたちだけで全然問題なく盛りあがって遊べるというところも、このゲームのいいところです。
実際、3回目からは、子どもたちだけで遊んでいました。


子どもたちをおいといて、わたしはどこに行ったかって?
この子たちと遊んだゲームの記録を取っていないのに気付いて、記録用紙を取りにいったんです。
このWebサイト用ではなくって、大事な大事な「ゆうもあ」のための記録です。


「すぐ帰ってくるし、子どもたちだけで、ちょっと遊んでな」