いろはがるた(江戸)

ということで、最初に紹介するゲームは、「いろはがるた(江戸)」


「いろはかるた」は、絵札と読み札にわかれていて、1人が読み札に書かれている言葉を読んで、残りのプレーヤーが、その言葉にあう絵札を競争でとっていくゲームです。
絵札には絵の他に、読み札で読まれる言葉の最初の1文字だけが書いてあります。
その最初の1文字が「いろはにほへと……」の文字になっているので、全部で絵札、読み札とも、48枚の札からできています。


まあ、このあたりは、有名な話。
多分、子どもの頃に、1回ぐらいはダレでも遊んだことがあるのではないかと思います。


さてさて、「いろはがるた」といえば、「犬も歩けば棒にあたる」なのだと思っていたのですが、なんと、江戸と京都(上方)では、選ばれていることわざが違うのだそうです。京都(上方)の「い」は、なんと「一寸先は闇」なのだそうです。


今回は、この江戸の「いろはがるた」と京都の「いろはがるた」両方の種類を持ってきておられたので、有名な江戸の「いろはがるた」で遊びました。


基本は、「かるた」なので、ルールは簡単です。
ただ、反射神経のゲームなので、得意・苦手は、けっこうでるかもしれません。
あと、大人と子どもでやると、大人はやっぱりかるた取りの経験って、けっこう今の子よりあるので、そのあたりの経験値の差も、激しそうです。


だから、同じ年齢ぐらいの子どもたちを集めて、大人は、読み手に徹する方がいいのかもしれません。


小さい子には、「ゐ」とかの旧仮名遣いも、ちょっと難しいと思います。


多分、昔は大家族で、一緒に遊ぶ同年代の子どもが、特にお正月なんかは、たくさんいたんでしょうね。
今は、兄弟もちょっと少なくなっちゃっていたりして、遊ぶ機会そのものが減ってしまっているのかもしれません。


知育……という考え方は、あんまり好きな方ではないですが、こんなゲームで楽しく遊んでいたら、やっぱりいろんな生活の知識みたいなものも、一緒に吸収していたんだろうなと思います。