親分


1巻目から、おぶさんとかは、めちゃくちゃチュウ兵衛に気を遣っていて、それは、いったいなんなんだろうと思っていました。


4巻目読むまでは、わたしは不覚にも気づきませんでした。


それは、「信頼」だったのです。


「生まれて間もないマキバオーをずっと支えてきたのはあいつなんだ!!」


だからこそ、マキバオーのことは、チュウ兵衛に相談して、と考えてきたのですね。


菅助とマキバオーの間にあるものも、同じです。


みどりのマキバオー」というのは、人と人(いや、動物なんだけど)との信頼の物語なんだなぁと思った。