集英社文庫(コミック版)

10ポイントの夢 その馬は、新聞に10ポイントの活字で載るような馬になって欲しいという願いをこめて、そう名付けられた……。 予後不良。 競走馬にとっての1番の悪夢。 そして、それを乗り越えて……。 それは、多分、すべての走るために生まれてきた馬たち…

猫魂 いや、馬なのに…猫魂。 世界編もおもしろいです。 ただ、このレースを考えている人間が、あんまり馬のことを愛していないんじゃないかという疑問が、やっぱりちょっとあります。 まともな馬主なら、こんなレースには出したくないと思うのでは……。 その…

「夢」を継ぐもの たとえ体はボロボロでも、その夢をだれかに渡すために、カスケードは走る。 それは、けっして、マキバオーだけに向けられたものではなくて、未来の競走馬たちすべてにむけられた思いなのだなぁと。 これからの世界編は、ちょっと内容的には…

走れる限りはそれがペスト 勝負の世界は、言い訳が出来ない。 走れる限りは、ターフにたった限りは、それがどんな状態でありベスト。そして、結果がすべて。 カスケードは、そんなふうに考えている馬です。 そんな厳しさを教えてくれる1冊。

男を見た 精神的な支柱を失って、さまようマキバオー。 でも、もっと辛いのは、自分が乗馬を許可したばっかりに、そういう結果を導いてしまった飯富調教師だと思います。 でも、彼は、マキバオーたちのために、そして、なによりもチュウ兵衛のために、悲しみ…

泣けるだけではなくて、かっこいい… なんというか、泣けるだけではなくて、かっこいいのです。 そして、喜びの絶頂から、どん底に突き落とすこの話の運び方。 今をいきるマキバオーと仲間たち。 素晴らしい。

親分 1巻目から、おぶさんとかは、めちゃくちゃチュウ兵衛に気を遣っていて、それは、いったいなんなんだろうと思っていました。 4巻目読むまでは、わたしは不覚にも気づきませんでした。 それは、「信頼」だったのです。 「生まれて間もないマキバオーを…

3巻も、泣ける話満載です。 菅助のムチに泣かされます。 そして、絶対、ギャグだと思っていた「イヌ走り」も、実は伏線。 すごい。

こんな絵でも…こんな絵だから… 昔、 「『マキバオー』?オレ、あんな絵のマンガ読まない」 とか言っていました。 そのとき、すすめた友だちは、 「あんな絵やけど…あんな絵だからこそ、このマンガは、いいんだよ!!」 と熱く語っていました。 そして、今、…

走れ 走れ マキバオー 「ごっちゃんです!!」がおもしろかったので、アニメにまでなったこの作品も読んでみる気になりました。 前半は、下ネタ(しかも、エッチじゃない方)のオンパレードで、かなり苦しいのですが、マキバオーが走りはじめてからは、すご…