菊地秀行

軽すぎるのは…… 軽いのが菊地秀行の持ち味ですが、「夢幻境戦士エリア」とかは、軽すぎて全然おもしろくないんですねぇ。 短編集は、そのあたりが極端に出すぎるかも。

山の妖怪、山の怪談 ホラーは、行き着くとこまで行ってしまうと、なんか笑えてくる。 菊地作品にも、そんなところがあって、そのあたりがB級のよさではないかと思います。 今回は、舞台が都会ではなく山。 山の妖怪。山の怪談。 なんか、普通だ。 どっちか…

風の荒野 昔、「風の名はアムネジア」とか、「インベーダーサマー」を読んだ時は、メチャクチャはまった記憶があります。 で、そのテイストを持ったお話。しかも、元々は、コバルト文庫(イラストは、めるへんめーかー!!)に収録されていた物語ということ…

短編 この人の「こだわり」は、すごいねぇ。 テーマが、「ホテル」だと考えると、ずーーっと、全部「ホテル」にしないと気が済まないんだ。 そういえば、「エイリアン」シリーズも、エイリアンという名前をつけたということだけで、毎回、ずーーっと、エイリ…

さんじゅうし おぉ、鉄仮面の正体は、彼がフランス語でしゃべり出すまで気づきませんでした。 そうきたか…。 蓮次の正体も、ずっと、もう1人のからくり師だと思っていたけど、違っていました。 まあ、何人かの人は、なにをやりたかったのかわからないのです…

大摩さんは、死んだのですか? これは、自殺ですか? 自らの身を犠牲にしてまで、この世界を守ったと? でも、何でそこまでするのかという理由は、このヒーローからは、読みとれない。 あえて言えば、「昔からの義務」ということになるのでしょうか? でも、…

有名人 歴史物(?)は、やっぱり、有名人が出てくると締まるねぇ。 小説でも、こういうのをやってほしいです。

よく考えたら、菊地秀行「バーズ」連載2本も持ってるんだ… 鬼の話は、実は昔から好きです。 名作「夢の碑」。それから、「銀の鬼」とかをマンガだと思い出します。それから、少年マンガでは、「鬼切丸」というのもありました。 本では、「鬼の研究」なんて…

フランケンシュタイン?ブリキのかかし? なんか、ここ何冊か「新」とか「真」とか、昔の作品の続編ばっかり読んでますなぁ。 自分がそういう、昔の作品を懐かしむ世代になってしまったのということとともに、もしかして、そういう続編ばかりが出るのは、元…