秋田文庫

いい女 坂上大嬢は、いい子ですねぇ。 どっちかというと、「いい子、いい子、男の都合にいい子…」という感じがしないでもありませんが(爆) 「晩蝉−夏の相聞−」は、いい話ですねぇ。 好きです。こういう話。こういう人。 家にありし 櫃にかぎさし をさめて…

動き出す時代 あぁ。 「今日は『おてばん』の日」 とか思っていたら、長岡良子を長岡京子と打ってしまった……(笑) ということで、時代は、南北朝に。 出てくる有名人が、足利尊氏とかではなくて、佐々木道誉っていうんだから、渋い(笑)今までは、どうして…

墓碑銘は 青春という でこねぇさんが、雑談部屋で、とってもいい言葉を教えてくれた(笑) 使わせて頂きます。 そう、幕末って「青春グラフィティ」なイメージがあって、そのイメージの源流は、どうやらこの「天まであがれ!」のようです。 「いよいよさいご…

それゆえに きみよ 天まであがれ 実は、木原敏江の「天まであがれ!」は、わたしが1番最初に出会った新撰組ものだと思います。 もしかすると、前後して、和田慎二の「あさぎ色の伝説」の1巻だけを読んでいた気がするのですが……。 最後の突き抜けていく感じ…

月へ飛ぶ想い 木原敏江さんの作品で、すごく好きなお話に異類婚のお話があるのですが、「花かんむりの牢屋敷」は、そのテーマがかなりストレートに出た初期の作品だと思います。 根底には、「おとぎ話」を信じる心というのがあって、それは、実は、他のすべ…

見栄をきる なんだか、木原敏江がというか、「天までのぼれ」が読みたい気分だということで、秋田文庫の木原敏江のシリーズに手を出しています。 「花の名の姫君」は、歌舞伎を素材にしたマンガなんだそうです。 いくつもの時代物のマンガを描いているので、…

過去に 過去に戻って、中大兄皇子の話。 若き日の田辺大隅が大活躍するのかと出てくるのかと思ったら、ちょっと名前だけでした。 藤原不比等は、モテモテでした。

こうやって見ると こうやってみると、不比等も、けっこう人間的だなぁと。 でも、超能力者たちは、あんまりからんでこなくなった。 うーむ。 やっぱり、主人公は、田辺大隅のようです。 次の巻は、どうやらもっと過去に戻るようです。 もう、売っているはず…

この時代の人たち えーと、わたしのこの時代の人たちの知識というのは、「歴史」の学習で習ったことと、「宇宙皇子」を読んでの知識ぐらいです。 だから、行基は、しっていても、「宇宙皇子」にでてきた行心とかは、てっきり創作上の人物だと思っておりまし…

主人公・田辺大隅説、有力 と、この巻を読んで、やっぱり、田辺大隅か?と、勝手に思っています。

同じ時代をうろうろと どうやら、大化の改新から50年ぐらいの出来事をいろいろな角度から切り取って書いていくみたいですね。 ダイナミックな時代の動き(突然、平安時代や、鎌倉時代を舞台にするようなこと)は、なさそうです。 今回は、不比等の過去。 …

葦原に立つ… カラーの絵を見ていると、「百億の昼と千億の夜」のころの萩尾望都みたいな雰囲気です。 ストーリーは、最初の話とかは、山田ミネコの「緑の少女」を思い出してしまいました。 あと、少女が一瞬で大人になっている「葦の原幻想」のテーマとかも…